一目でわかるデータ分析!今話題の”BIツール” 本音の比較一覧(2016年版)

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一目でわかるデータ分析!今話題の”BIツール” 本音の比較一覧(2016年版)

 

BIツールって何?

BIとはビジネスインテリジェンスの略です。

ビジネス(業務)で発生する各種データを統合し、経営に役立てようというソフトウェアやサービスをBIツールと呼びます。

例えば売上の集計や各種商品別店舗別分析、営業マンごとの成績集計、マーケティングの各種指標、WEBサイトのアクセス解析、等でよく使用されます。

BIツールの最大の特徴は「ビジュアライズ」にあります。つまり「一目でわかる」ということ。

エクセルのグラフのようなものを使用してもっと直感的にわかりやすく表現するテクノロジーだと思っていただいても構いません。

経営の判断にはスピードが求められます。また、多くのステークホルダーからの支持も必要となります。

だからこそ、BIツールがもたらす「一目でわかる」というメリットは非常に大きいのです。

 

 

BIツールの活用をお勧めしたい各種ケース

もし次のようなことが企業内で起きていたらBIツールを是非検討すると良いです。

生産性が格段に向上する可能性があります。

 

  1. 定期的な計数報告が社内に存在し、その集計に多大な手間・時間を取られている
  2. エクセル資料が数多く存在し、バージョン管理などにも苦労している
  3. 社内システムなどを利用しているが、分析時にはCSVにいったんエクスポートし、エクセルなどを使用して分析している。
  4. 組織が拡大し、現場で起きていることが見えなくなってきている。
  5. なんとなくではなく、客観的なデータから経営判断をしたいと感じている。

 

 

BIツール導入のための検討ポイント

BIツールの導入を検討するにあたりいくつかのポイントがありますのでご紹介します。

選択する商品・サービスによってあてはまるかどうかが分かれますので参考にしてください。

 

1.自社のニーズの優先度

  • エクセル資料・報告物を少なくしたい
  • 事務員のITスキル水準を気にせずに運用したい
  • 社内で情報共有をしたい
  • 各権限者独自に分析フォーマットを作らせたい
  • 社内の業務(システム)との自動連係によりリアルタイムで把握したい
  • 各種データを深堀して、詳しく分析したい

 

2.必要な機能面

  • ビジュアルテンプレート(グラフの種類)はどの程度まで必要か?
  • 運用はクラウドか?オンプレミスか?ローカルか?
  • ITに詳しい人材が必要か?
  • サポートをお願いするか?自社で調べながら運用するか?
  • 連携させたい・使用したいデータはどのようなものが存在するか?
  • PC以外、例えばスマホなどでも利用したいか?
  • 操作教育が必要な高度なものが必要か?それとも直感的なシンプルなもので済ますか?
  • 使用者の権限設定、データ参照制限が必要か?

 

以上のようなことを一旦リストアップして整理してから検討に入るとよいでしょう。

 

BIツールの紹介

代表的なBIツールをご紹介します。

1.MicrosoftPowerBI DeskTop

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セルフで行うビジュアル分析ツールの本命になりそう。マイクロソフトが無料で公開しており、各種データベースとの柔軟な連携が可能。最初はややとっつきにくい感じもあるが、慣れればエクセルより便利。まだまだビジュアルの種類が少なく開発途上の部分はあるので今後の更新に期待。他の人との連携をしたい場合はクラウド版を併せて利用する必要がある。

2.MicrosoftPowerBI for Excel

エクセルメインで使用している人がグラフのビジュアライゼーションを図りたいときに便利なアドオン。Office365ユーザー専用らしい。。。PowerBIのグラフを使用できる。詳しくはわかりません。

3.MicrosoftPowerBI クラウド

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同デスクトップ版をクラウド化したもの。法人がメインターゲットといってよい。クラウドなので他のユーザーとのデータ共有が便利。個人で使用するならクラウドである必要はないが、外出先でブラウザベースでプレゼンに使用するときなどはクラウド版が便利。   

4.Tableau

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非常に洗練されたUIを持つBIツール。Public版では無償で使用できるが、まともに使用するなら有料。高すぎず安すぎずという感じ。もともと欧米系なので欧米系のUIが苦手な人には向かない。世界トップクラスのシェアであることは間違いないので機能的に不満になることはまずない。

5.Qlik Sense Desktop

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CSVファイルからささっとビジュアル化を図りたいときに最もお勧めしたいツール。BI業界での老舗の商品だけあって高機能。操作画面のUIが素晴らしい。ビジュアルテンプレートも豊富。分析資料としてしっかりと練りこまれたものや深堀資料を作りたい人はQlikViewを使用したほうが良いと個人的には思う。定期的に体験説明会が開催されているので参加してみては?

6.Qlik Sense Cloud

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Qliksenseの使い勝手を継承しながら、クラウドでデータを共有したり、オンラインで深堀利できるようにするサービス。WEBサイト上ではアプリケーションを作成すると表現しているように、最新のデータからあらかじめ定めたフォーマットにビジュアライズし、利用者はそれを自由に動かして分析に生かせる。無料で試用できる枠はそれほどないが、中小企業であれば十分だと思う。

7.Qlik View

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ビジュアライズのテンプレートが非常に多いのが特徴。個人で使用する分にはPCにインストールするだけでOK。

エクセルのピボットテーブルのような感覚でデータを自由に配置し、思い思いの分析用ダッシュボードを作成できる。

8.Amazon QuickSight

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主にはAmazonの各種サービス上のデータをビジュアライズして利用してもらおうという、いわばAmazon用BIツールに近い。もちろん他のDBとの連携もできるが、執筆時点ではそれほど大きな特徴がない感じがしている。もちろん、料金が安く柔軟に運用ができるというAWSの特徴は引継いでいる。

  • 利用データ:Amazon Redshift、Amazon RDS、Amazon Aurora、Amazon EMR、Amazon DynamoDB、Amazon S3、他CSVなどの一般的データファイルも対応

9.Google Data Studio

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主にはGoogleの各種サービス上に展開されているデータをビジュアライズするツール。執筆日現在でベータ版なので価格展開などは不明。おそらく格安になると予想される。Googleだけあって、非常にフラットな感じのインターフェイスは素敵。ビジュアルテンプレートはどの程度まで増えるかが気になるが、少なくとも基本的なグラフのパターンは網羅されるはず。CSVなどはGoogleドライブ上にアップすれば問題なく使用できるようです。期待大。なお、Googleスプレッドシートを使用している人は画面右に連携のヒントが表示されるはず。

  • 利用データ:GoogleAnalyticsほか各種Googleサービス。

10.Domo

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BIツールというよりはBIプラットフォームと呼んだ方が良いサービス。数百種類の外部サービス・DB等と連携しオリジナルのBIダッシュボードを制作することができる。UIも素晴らしいが、多機能であるためやや難しいか・・・。完全に大規模法人向け。中小企業には向かないかも。BtoC系のの大きな企業には最適かも。

  • 利用データ:数百あるので書ききれません。

11.Actionista!

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日本の中小企業で、ITに詳しい人がいなくても何とかなりそうなBIサービスとしておすすめなのがActionista!。日本人向けのUI・操作性が特徴。個人で使用するには料金体系的に無理があるので、完全に法人向け。ただし、ビジュアル表現はExcelとさほど変わらないのでは?と思う部分もあり、社内の情報共有と深堀分析が必要だったり、集計の自動化がどうしても必要な場合に導入したらよいと思う。

  • 利用データ:各種DB

12.Kintone

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BIツールとしてはあまり高機能ではない。ただし、業務効率化などのために社内用のアプリケーションを整えたいときには超絶おススメ。驚くほど多彩な業務アプリケーションのテンプレートが存在するのですぐにでも活用ができる。もちろんオリジナルでも可能。Excelにちょっと詳しければ十分運用が可能なので文系社員だけの会社でも利用価値はあると思う。

  • 利用データ:専用DBかオプションで外部との連携

13.Motion Board Cloud

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IOT連携ツールがある数少ないBIサービス。連携するDBの種類も多め。日本の法人への導入事例が多いので、事例と自社の二ーズが合致するようなら導入をお勧めしたい。ある程度IT専門部署がないと運用は難しそうな雰囲気がある。体験版で確かめてみると良い。

  • 利用データ:各種DB

14.WebQuery

Excelとの連携機能が特徴のBIツール。オンプレミスが基本のようなのでサーバー管理ができるような会社でないとちょっと導入は難しいと思われる。UIは今どきのフラットな感じではないが、それが逆に日本法人の中高年齢層に受けそうな感じがする。

  • 利用データ:各種DBほかExcel、CSV等

15.Pentaho

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もともとはオープンソースのBIツール。日本でのパートナー法人から導入しないと、なかなか運用は難しいのではないかと思われる。UIも完全に欧米向けなので日本の企業にはちょっと使いにくいのではないかと思う。

  • 利用データ:各種DB

16.FusionPlace

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Excelをベースに操作させるので非常にわかりやすく導入しやすいBIツール。脱Excel、予実管理、計数管理、複数拠点というキーワードがあてはまるような企業に適していると思う。ある意味自社で作成したExcel帳票をアプリケーション化してDBを作りあげるようなイメージ。大変お勧めしたいツールです。ただし、BIという意味では物足りなさがあるかもしれません。

  • 利用データ:主にExcel

17.DragonFly BI

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非常に洗練されたUIに操作性。日本の企業にもなじみやすい秀逸なBIツール。連携できるDBも多く、Excel,CSVも使用可能。予算に余裕があればおススメ。技術的に確かなグレープシティが提供しているので安心でもある。特に素晴らしいと思うのは、BIツール内でのコミュニケーション機能が優れていること。痒い所に手が届いていると思う。

  • 利用データ:各種DBなど

18.DataDeck

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WEBサイトのビジュアル解析ツールで有名なPTengineのサービス。今どきのUIで操作しやすい。個人で使う分には無料で十分。連携可能なデータベースも幅広いのでお勧め。もともとはマーケティング向けのシステムを制作している会社なので、マーケティングで使用するようなテンプレートも多数。なお、サポートサイトに若干のマニュアルがある。

  • 利用データ:Excel,CSV,GoogleAnalytics,GoogleDrive、GoogleAdwards,SQL系数種、AmazonRedshift,AmazonAurora,SalesForce,AmazonS3等々

 

※尚、詳細は各自お調べください。執筆時点と異なることが多々あります。

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Author ganapati55

かつて人材ビジネスで起業し5年で廃業した経験を持つサラリーマン。ベンチャー企業時代~起業家時代の濃密な時間でありとあらゆる経験をし、文系ながら多彩なスキルをマスター。今もしぶとく生きています。

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