こんにちは。

稼ぐ力のコンサルタント ganapatiです。

今日もビジネスパーソンとして成長するためのTipsをお届けします。

 

この記事を書いているのが4月中旬。多くの会社で座学による新人研修を終えいよいよ現場実習という段階に入ろうとしている時期です。

そんな時期だからこそ、ぜひ新入社員に教えたい概念があります。

それが「学習の5段階」という概念。「守破離」という考え方と共に教えたい重要な概念です。

これを知っていると、自分にどのような課題があるのか理解し、対策を考えることができるようになります。適切な対策を打てるようになれば成長も早くなります。

また、この概念を指導する人と共に共有すると、指導する側も何を指導したらよいか理解することができるようになります。適切な指導が行われえれば、新入社員の不安が払しょくされ、定着が促されます。

今回はそんな「学習の5段階」を解説します。

 

学習の5段階とは?

NLPが提唱する概念

学習の5段階という概念はNLP(神経言語プログラミング)にて主に広められた概念です。特別な考え方ではありませんが、それだけに普遍的に応用できる重要な概念です。

ちなみにNLPにおいては学習の5段階を正しく理解することで「加速学習」ができるとされています。(実際そうだと私も思います。)

ということで具体的な5段階の考え方は以下の通りとなります。

1.無意識的無能(知らないしできない)

存在そのものを知らず、自分が知らないということも知らない(意識できない)状態のこと。

例)「就業規則」という言葉も制度も知らず、自分の会社に就業規則というものが存在しているはずなのに考えが至らず、その結果なんとなくこれで大丈夫という自己判断で働いている状態。

2.意識的無能(知っていてもできない)

存在を知ったが、それを実践することができない状態のこと。

例)「就業規則」があることは分かったが、見てもいないし教えてももらわないので、結果として怒られない範囲で勤務しいている状態。

3.意識的有能(考えるとできる)

ある程度できるようになったが、習慣化されていないため意識的に実行しないとやらない状態になってしまう

例)就業規則を理解したが、いざ実行するとなると規則を読み直したり確認しないとできない。

4.無意識的有能(考えなくともできる)

理解が深まり意識しなくても実行ができる状態。

例)就業規則を理解し順守しているうちに、必要な時に必要な条文が頭に浮かび実践できる。

5.無意識的有能かつ意識的有能(考えなくともできるが、考えてさらに一歩進める)

無意識で実践していることを、意識的に他者に教えることができる状態

例)自分が何気なく働いている状態を、就業規則をもとにどういうことなのか他人に教えることができる。

 

ちょっと例えが悪かったかもしれませんが、なんとなくお分かりいただけるのではないでしょうか?

指導する側としては、新人は基本的に第1段階にあることを前提に話を始め、少なくとも第4段階を目指さなければなりません。

また新人側においても、1年以内に第4段階となり、3年後には第5段階に至るよう計画を立てなければなりませんね。

 

学習の5段階を仕事に応用する

自分の課題を知り成長計画を立てる

学習の5段階を知ることは自己の成長計画を立てるためのベースになります。

例えば第1段階にあることを知れば、まずは存在を確認するという所が自分の最初のステップになるでしょう。

第3段階にある人は習慣化のためにどうすればよいか考える必要があります。

組織において指導者を目指すのであれば第5段階に至っていないスキル・知識をリストして向上に努める必要がありますね。

 

部下の状況を知り指導方法を考える

指導をする側も学習の5段階を把握しておくことで効率が高まります。

例えば自分が当たり前だと思っていることほど、うまく伝わらないことがあります。それは相手が第1段階にあるにもかかわらず第2もしくは第3段階にあると思って指導をしている可能性があります。

相手がどの段階にあるのかを最初に確認することで適切な指導ができるようになります。

 

組織の課題を考える

組織で発生した課題を全体で共有する場合も学習の5段階を応用することができます。

組織のメンバーはすべて同じ段階にあるとは限りません。むしろ大きく異なることの方が多いわけです。そのような中で第4段階向けの課題の周知方法をとってしまうと第1・2段階の人は全く理解できなくなります。

説明においては、第1段階から順序だてて理解度を上げていくような丁寧な説明の仕方をしなければなりません。ちなみに、業務マニュアルを作成するときなども同じです。

 

いかがでしたでしょうか?

概念に関する話題なのでちょっとぼやっとしてしまいましたが、具体的に自分の職場を事例にして考えてみるとうまくいくかと思います。

ganapati55

Author ganapati55

かつて人材ビジネスで起業し5年で廃業した経験を持つサラリーマン。ベンチャー企業時代~起業家時代の濃密な時間でありとあらゆる経験をし、文系ながら多彩なスキルをマスター。今もしぶとく生きています。

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